ここしばらく三国志の本場、中国の国営放送局が作成したという三国演義(タイトルは三国志)のDVDをレンタルで見ています。
全84話の壮大な大河ロマンなんですが、これが結構いいです。
作成はおよそ15年ほど前なので、CGなんかも使っていない生もの(?)演技です。
レッドクリフとの対比で、赤壁の戦いあたりからチョイスして見出したのですが、CG万歳!と思ったのも最初だけでした。
レッドクリフを見ているときも、うそ臭い話~と冷めた目で見てたのですが、こちらの三国志を見てからはさらにその感覚は強くなって、今はやっぱり本家(?)三国志の方が絶対おもしろい!と思っています。
やる気の無さそうなエキストラや、敵に突っ込んでいく最中に笑っている兵隊とか、なんやかんやと脱力するところもありますがそれでもいいです!
レッドクリフなどで見る戦というのは、キャラを全面に出すので、カッコよくきれいな戦いであるけれど、こちらはそうではない。
CGに比べればだいぶ見劣りするかもしれないけれど、でもこちらの戦の方が見ていてしっくりきます。
人民解放軍のエキストラが述べ10万人だとか、赤壁の陣営、銅雀台などを実物大で建ててから撮影とか、スケールの大きさも半端じゃない。
赤壁のセットはそのまんま撮影で燃やしちゃったそうですが、銅雀台など他のセットは今でも歴史映画のテーマパークにそのまま残っているようです。
本場が作った三国志、ご興味がある方はぜひ。
それにしても三国志セットの残るテーマパーク、行ってみたいなぁ。